株式会社上町家守舎（以下、上町家守舎）は、2016年に惜しまれつつ閉店した花巻市のランドマークであるマルカン百貨店の6Fにあった大食堂を引き継ぎ”あの大食堂を可能な限りそのまま残す”ことと、マルカンビルが立地する花巻市上町（カミチョウ）商店街がある上町エリアを”花巻の産業が育つまちにする”という2つのビジョンを実現するために2016年6月に設立されました。

 

設立後のマルカンビルの復活のための様々な取り組みに対して、多くの市民やファンから応援を受け2017年2月20日に「マルカンビル大食堂」として復活させることができました。

お陰様でマルカンビル大食堂は550席、150種類以上のメニューなどマルカン百貨店時代の雰囲気をそのまま継承することができ、年間30万人以上のお客様にご利用頂けております。

 

上町家守舎が運営するマルカンビルには6階の「マルカンビル大食堂」以外にも、

・2階　遊びながら岩手、花巻の歴史や文化を学べる体験型木育施設「花巻おもちゃ美術館」

・1階　花巻駅の西口で長年親しまれていた駄菓子屋である「駄菓子屋ぞうさん」

・1階　岩手、花巻ならではのお土産、ここでしか買えないマルカンビル大食堂オリジナルグッズが多数揃うお店「1f」（ファーストフロア）※

・地下1階　花巻在住のスケーターたちがDIYで作り上げた「DPRTMENT SKATESHOP PARK 」（デパートメント・スケートショップ・パーク）※

とどれも個性的な「花巻ならでは」の店舗が揃っております。（※は運営が上町家守舎）

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マルカンビル以外には、

・岩手県唯一の空港である「いわて花巻空港」の2階に岩手の名店や名産品とコラボしたオリジナルメニューが充実したレストラン「いわて花巻大食堂」

・花巻市双葉町にある創業の1955年から花巻のソウルフードとして親しまれるぎょうざのお店「夜来香」（イエライシャン）

の運営も行っております。

 

上町家守舎は店舗の運営以外にも上町エリアの空き店舗などの遊休不動産を活用し、新規事業者の出店や事業運営をサポートする「リノベーションまちづくり」に取り組んでおります。

マルカンビルだけではなく、上町エリア全体に「なりわい」「新しい商売」「新しい住人」「新しい関係人口」を増やすことで上町エリアの価値を上げるために公共空間（道路、公園、プロムナード等）を活用した社会実験等の取り組みなどを行政、民間企業と連携した公民連携も進めております。